GP京都に向けて『これからレガシーを始める人へ~低速Control編~』
2014年12月2日 MTGレガシーGP京都へ向けてLegacy参入を考えてる人向け記事第4回です。
国内初のLegacyGP開催に向けて、
これから参入を考えてる方への助力になればという思いと、
自分の中の知識確認を踏まえたうえで書いてみました。
第1回 Delver編
http://hyperion3m.diarynote.jp/201411072122513217
第2回 コンボ編
http://hyperion3m.diarynote.jp/201411110208244330/
第3回 部族
http://hyperion3m.diarynote.jp/201411161255413042/
第4回 中速Beat
http://hyperion3m.diarynote.jp/201411251310029181/
第5回 低速Control
今回は低速Controlということで、
UWrMiracleとPost系について触れていきます。
Miracles
Joe Lossett
2nd Place at StarCityGames.com Legacy Open on 11/23/2014
Legacy
Creatures (4)
3 Vendilion Clique
1 Venser, Shaper Savant
Planeswalkers (2)
2 Jace, the Mind Sculptor
Lands (23)
5 Island
1 Mountain
2 Plains
2 Arid Mesa
4 Flooded Strand
4 Scalding Tarn
2 Tundra
1 Volcanic Island
2 Karakas
Spells (31)
2 Relic of Progenitus
4 Sensei’s Divining Top
4 Counterbalance
4 Brainstorm
2 Counterspell
1 Dig Through Time
3 Force of Will
2 Pyroblast
1 Spell Pierce
2 Swords to Plowshares
2 Entreat the Angels
4 Terminus
Sideboard
1 Pithing Needle
2 Baneslayer Angel
1 Containment Priest
1 Counterspell
2 Flusterstorm
1 Hydroblast
2 Red Elemental Blast
1 Wear
1 Venser, Shaper Savant
1 Jace, the Mind Sculptor
2 Pyroclasm
UWrMiracleは青白ベースのコントロールデッキで、
Sensei’s Divining Topでライブラリー操作を行い、
Entreat the Angels、Terminusの2種類の奇跡スペルを意図的に、効果的に使用するデッキです。
Entreat the Angelsによるターンエンドからに大量の天使トークンを生み出すという一撃必殺の動きを内臓しているので、
ライフを0にするまでは安心できません。
また、Sensei’s Divining Topとの相性が良いCounterbalanceを搭載しているので、
マナ域が下に寄ったDelverデッキ、Stormデッキにも対応しており、
弱点が少ないデッキに仕上がっております。
環境最高のControlデッキと呼ばれる所以です。
登場初期は青白2色でしたが、
現在では赤(特にメインに赤系Blast)をタッチした3色が主流となっております。
Legacy環境に青が多いこともありますが、
リソース差を付けるJace, the Mind Sculptorが無視できないことや、
ミラーにおいてJace, the Mind Sculptor、Counterbalanceを簡単に処理できることも要因となっております。
最近多く投入されるDelve系ドロースペルにも効果的なのはいうまでもありません。
Sensei’s Divining Topによるライブラリー操作があることから、
時間管理には注意を払う必要があります。
たまにキッチンタイマーなどを置いて、
時間管理に用いているプレイヤーを見かけます。
使いこなせばまるで弱点がなさそうなデッキですが、
致命的にまで苦手なデッキタイプがあります。
それが後述するPost系デッキです。
(Back to Basic、Blood Moonを用いれば戦えなくはないですが)
12Post
無色Post
Main Deck
4 《雲上の座/Cloudpost》
4 《微光地/Glimmerpost》
4 《ヴェズーヴァ/Vesuva》
2 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
3 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1 《黄塵地帯/Dust Bowl》
1 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
1 《Karakas》
2 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
3 《Maze of Ith》
1 《The Tabernacle at Pendrell Vale》
1 《Diamond Valley》
1 《ウギンの目/Eye of Ugin》
30 Lands
3 《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
1 《隔離するタイタン/Sundering Titan》
1 《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
6 Creatures
3 《全ては塵/All Is Dust》
4 《探検の地図/Expedition Map》
2 《Candelabra of Tawnos》
3 《厳かなモノリス/Grim Monolith》
3 《精神石/Mind Stone》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
2 《ニンの杖/Staff of Nin》
1 《交易所/Trading Post》
4 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《精神隷属器/Mindslaver》
24 Spells
60 Mainboard Cards
Sideboard
4 《虚空の力線/Leyline of the Void》
1 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
4 《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》
3 《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》
1 《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》
1 《イシュ・サーの背骨/Spine of Ish Sah》
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
15 Sideboard Cards
緑単Post
Main Deck
1 《ウギンの目/Eye of Ugin》
4 《雲上の座/Cloudpost》
3 《ヴェズーヴァ/Vesuva》
1 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4 《微光地/Glimmerpost》
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1 《Savannah》
1 《Maze of Ith》
1 《Karakas》
2 《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
1 《The Tabernacle at Pendrell Vale》
1 《暗黒の深部/Dark Depths》
1 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
2 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
3 《森/Forest》
28 Lands
3 《原始のタイタン/Primeval Titan》
1 《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》
1 《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
1 《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》
7 Creatures
4 《輪作/Crop Rotation》
2 《全ては塵/All Is Dust》
4 《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
4 《真髄の針/Pithing Needle》
4 《探検の地図/Expedition Map》
3 《Candelabra of Tawnos》
4 《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
25 Spells
60 Mainboard Cards
Sideboard
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《再利用の賢者/Reclamation Sage》
4 《花の絨毯/Carpet of Flowers》
4 《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》
2 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
2 《クローサの掌握/Krosan Grip》
1 《壌土からの生命/Life from the Loam》
15 Sideboard Cards
《雲上の座/Cloudpost》、《微光地/Glimmerpost》といった土地を連打し、コピーすることができる 《ヴェズーヴァ/Vesuva》、《演劇の舞台/Thespian’s Stage》で水増しすることでCloudpostが1枚で大量のマナを生み出します。
そうして出たマナを用い、大型クリーチャーで盤面を掌握して勝利します。
土地を主軸に運用するこのデッキにおいて、
《探検の地図/Expedition Map》はDemonic Tutorのごとく機能します。
なぜMiracleに対して相性がいいのかというと、
主軸とする呪文カードのマナ域にあります。
エンドカードが高いマナ域に設定されているため、Counterbalanceに引っかかりにくく、
《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》、《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》、《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》などは、
《ウギンの目/Eye of Ugin》でサーチ、
コストダウンしたうえでCastすることでMiracle相手でなくともリソース差をつけることができます。
Wastelandを持つデッキなら、Cloudpostをつぶしていけば勝てると思いますが、
緑系Postを相手にするときはCrop Rotationには注意が必要です。
Wastelandの対象をCrop Rotationの生贄にささげてサーチすることができますので、
緑マナが立っている場合のWastelandを起動するタイミングは、
相手のアップキープがいいでしょう。
タップインのCloud Postを出されてもテンポを失わずに済みます。
環境最高のコントロールデッキのMiracleと、
それに対して激的に相性がいいPostを、
簡単ではありますが紹介させていただきました。
これらの紹介が役に立てれば幸いです。
国内初のLegacyGP開催に向けて、
これから参入を考えてる方への助力になればという思いと、
自分の中の知識確認を踏まえたうえで書いてみました。
第1回 Delver編
http://hyperion3m.diarynote.jp/201411072122513217
第2回 コンボ編
http://hyperion3m.diarynote.jp/201411110208244330/
第3回 部族
http://hyperion3m.diarynote.jp/201411161255413042/
第4回 中速Beat
http://hyperion3m.diarynote.jp/201411251310029181/
第5回 低速Control
今回は低速Controlということで、
UWrMiracleとPost系について触れていきます。
Miracles
Joe Lossett
2nd Place at StarCityGames.com Legacy Open on 11/23/2014
Legacy
Creatures (4)
3 Vendilion Clique
1 Venser, Shaper Savant
Planeswalkers (2)
2 Jace, the Mind Sculptor
Lands (23)
5 Island
1 Mountain
2 Plains
2 Arid Mesa
4 Flooded Strand
4 Scalding Tarn
2 Tundra
1 Volcanic Island
2 Karakas
Spells (31)
2 Relic of Progenitus
4 Sensei’s Divining Top
4 Counterbalance
4 Brainstorm
2 Counterspell
1 Dig Through Time
3 Force of Will
2 Pyroblast
1 Spell Pierce
2 Swords to Plowshares
2 Entreat the Angels
4 Terminus
Sideboard
1 Pithing Needle
2 Baneslayer Angel
1 Containment Priest
1 Counterspell
2 Flusterstorm
1 Hydroblast
2 Red Elemental Blast
1 Wear
1 Venser, Shaper Savant
1 Jace, the Mind Sculptor
2 Pyroclasm
UWrMiracleは青白ベースのコントロールデッキで、
Sensei’s Divining Topでライブラリー操作を行い、
Entreat the Angels、Terminusの2種類の奇跡スペルを意図的に、効果的に使用するデッキです。
Entreat the Angelsによるターンエンドからに大量の天使トークンを生み出すという一撃必殺の動きを内臓しているので、
ライフを0にするまでは安心できません。
また、Sensei’s Divining Topとの相性が良いCounterbalanceを搭載しているので、
マナ域が下に寄ったDelverデッキ、Stormデッキにも対応しており、
弱点が少ないデッキに仕上がっております。
環境最高のControlデッキと呼ばれる所以です。
登場初期は青白2色でしたが、
現在では赤(特にメインに赤系Blast)をタッチした3色が主流となっております。
Legacy環境に青が多いこともありますが、
リソース差を付けるJace, the Mind Sculptorが無視できないことや、
ミラーにおいてJace, the Mind Sculptor、Counterbalanceを簡単に処理できることも要因となっております。
最近多く投入されるDelve系ドロースペルにも効果的なのはいうまでもありません。
Sensei’s Divining Topによるライブラリー操作があることから、
時間管理には注意を払う必要があります。
たまにキッチンタイマーなどを置いて、
時間管理に用いているプレイヤーを見かけます。
使いこなせばまるで弱点がなさそうなデッキですが、
致命的にまで苦手なデッキタイプがあります。
それが後述するPost系デッキです。
(Back to Basic、Blood Moonを用いれば戦えなくはないですが)
12Post
無色Post
Main Deck
4 《雲上の座/Cloudpost》
4 《微光地/Glimmerpost》
4 《ヴェズーヴァ/Vesuva》
2 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
3 《古えの墳墓/Ancient Tomb》
1 《黄塵地帯/Dust Bowl》
1 《埋没した廃墟/Buried Ruin》
1 《Karakas》
2 《ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth》
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
3 《Maze of Ith》
1 《The Tabernacle at Pendrell Vale》
1 《Diamond Valley》
1 《ウギンの目/Eye of Ugin》
30 Lands
3 《ワームとぐろエンジン/Wurmcoil Engine》
1 《隔離するタイタン/Sundering Titan》
1 《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
6 Creatures
3 《全ては塵/All Is Dust》
4 《探検の地図/Expedition Map》
2 《Candelabra of Tawnos》
3 《厳かなモノリス/Grim Monolith》
3 《精神石/Mind Stone》
1 《世界のるつぼ/Crucible of Worlds》
2 《ニンの杖/Staff of Nin》
1 《交易所/Trading Post》
4 《真髄の針/Pithing Needle》
1 《精神隷属器/Mindslaver》
24 Spells
60 Mainboard Cards
Sideboard
4 《虚空の力線/Leyline of the Void》
1 《墓掘りの檻/Grafdigger’s Cage》
4 《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》
3 《磁石のゴーレム/Lodestone Golem》
1 《鋼のヘルカイト/Steel Hellkite》
1 《イシュ・サーの背骨/Spine of Ish Sah》
1 《罠の橋/Ensnaring Bridge》
15 Sideboard Cards
緑単Post
Main Deck
1 《ウギンの目/Eye of Ugin》
4 《雲上の座/Cloudpost》
3 《ヴェズーヴァ/Vesuva》
1 《魂の洞窟/Cavern of Souls》
4 《微光地/Glimmerpost》
1 《ボジューカの沼/Bojuka Bog》
1 《Savannah》
1 《Maze of Ith》
1 《Karakas》
2 《ドライアドの東屋/Dryad Arbor》
1 《The Tabernacle at Pendrell Vale》
1 《暗黒の深部/Dark Depths》
1 《演劇の舞台/Thespian’s Stage》
2 《吹きさらしの荒野/Windswept Heath》
1 《新緑の地下墓地/Verdant Catacombs》
3 《森/Forest》
28 Lands
3 《原始のタイタン/Primeval Titan》
1 《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》
1 《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》
1 《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》
1 《ムル・ダヤの巫女/Oracle of Mul Daya》
7 Creatures
4 《輪作/Crop Rotation》
2 《全ては塵/All Is Dust》
4 《緑の太陽の頂点/Green Sun’s Zenith》
4 《真髄の針/Pithing Needle》
4 《探検の地図/Expedition Map》
3 《Candelabra of Tawnos》
4 《師範の占い独楽/Sensei’s Divining Top》
25 Spells
60 Mainboard Cards
Sideboard
1 《安らかなる眠り/Rest in Peace》
1 《再利用の賢者/Reclamation Sage》
4 《花の絨毯/Carpet of Flowers》
4 《抵抗の宝球/Sphere of Resistance》
2 《ガドック・ティーグ/Gaddock Teeg》
2 《クローサの掌握/Krosan Grip》
1 《壌土からの生命/Life from the Loam》
15 Sideboard Cards
《雲上の座/Cloudpost》、《微光地/Glimmerpost》といった土地を連打し、コピーすることができる 《ヴェズーヴァ/Vesuva》、《演劇の舞台/Thespian’s Stage》で水増しすることでCloudpostが1枚で大量のマナを生み出します。
そうして出たマナを用い、大型クリーチャーで盤面を掌握して勝利します。
土地を主軸に運用するこのデッキにおいて、
《探検の地図/Expedition Map》はDemonic Tutorのごとく機能します。
なぜMiracleに対して相性がいいのかというと、
主軸とする呪文カードのマナ域にあります。
エンドカードが高いマナ域に設定されているため、Counterbalanceに引っかかりにくく、
《真実の解体者、コジレック/Kozilek, Butcher of Truth》、《無限に廻るもの、ウラモグ/Ulamog, the Infinite Gyre》、《引き裂かれし永劫、エムラクール/Emrakul, the Aeons Torn》などは、
《ウギンの目/Eye of Ugin》でサーチ、
コストダウンしたうえでCastすることでMiracle相手でなくともリソース差をつけることができます。
Wastelandを持つデッキなら、Cloudpostをつぶしていけば勝てると思いますが、
緑系Postを相手にするときはCrop Rotationには注意が必要です。
Wastelandの対象をCrop Rotationの生贄にささげてサーチすることができますので、
緑マナが立っている場合のWastelandを起動するタイミングは、
相手のアップキープがいいでしょう。
タップインのCloud Postを出されてもテンポを失わずに済みます。
環境最高のコントロールデッキのMiracleと、
それに対して激的に相性がいいPostを、
簡単ではありますが紹介させていただきました。
これらの紹介が役に立てれば幸いです。
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