神Legacy直前で旬なので
GP京都に向けてLegacy参入考えてる人向けでつらつらと書いてみます。
Legacyにおけるデッキ紹介
・Delver系
①UR Delver
②RUG Delver
③WUR Delver
④BUG Delver
大きく分けて上記4種類あります。
主な構成はDelver of Secrets // Insectile Aberrationが返しのターンに裏返りやすくなるよう、
ほとんど1マナ以下で使用できる、軽いスペルで構成されています。
また、Delverだけでは簡単に除去されやすいので、
対処しづらいものやマナレシオの優れた追加のクロックも用意されています。
全体的に軽い構成なので土地は20枚以下に切り詰められ、
序盤から中盤に強いデッキで、
比較的早くゲームが終わります。
①UR Delver
U/R Delver by Kevin Jones:
Lands
4 x Volcanic Island
4 x Misty Rainforest
4 x Scalding Tarn
2 x Island
1 x Mountain
1 x Polluted Delta
1 x Wooded Foothills
Creatures
4 x Delver of Secrets // Insectile Aberration
4 x Young Pyromancer
4 x Monastery Swiftspear
Noncreature Spells
4 x Force of Will
4 x Daze
4 x Brainstorm
4 x Ponder
4 x Treasure Cruise
4 x Lightning Bolt
2 x Forked Bolt
1 x Pyroblast
4 x Gitaxian Probe
Sideboard
2 x Pyroblast
2 x Price of Progress
2 x Grafdigger’s Cage
2 x Grim Lavamancer
1 x Pyrokinesis
1 x Null Rod
1 x Pithing Needle
1 x Smash to Smithereens
1 x Sulfuric Vortex
1 x Flusterstorm
1 x Hydroblast
TreasureCruise、Monastery Swiftspearの登場で
彗星のごとく登場したDelverデッキ。
ドロースペルでハンドを整えつつ、
墓地を肥やした上でMonastery Swiftspearがライフをゴリゴリ削っていきます。
Swiftspearがブロッカーで止められても、
Young Pyromancerがトークンを生み出し、面展開で残るライフを削りきります。
それらを支えるのが計16枚搭載されたドロースペル。
Brainstormはフェッチランドとの組み合わせで不要牌をリフレッシュし、
その後のドローも一新できます。
Ponderは必要なカードを探すのに長け、
Gitaxian Proveは0マナで相手のハンドを確認し、1ドローできます。
Treasure CruiseはDelveすることで、1マナで3枚供給することができる怪物スペルです。
現時点でTreasure Cruiseを一番上手く活用できてるデッキといっても過言ではないでしょう。
欠点は妨害手段が薄く、メイン戦でのコンボ耐性が低いことです。
②RUG Delver
Date: 2014-10-25
Event: Legacy Daily #7589538
Archetype: RUG Delver
Record: (4-0)
Creatures (12)
4 Delver of Secrets
4 Nimble Mongoose
4 Tarmogoyf
Spells (30)
4 Stifle
4 Lightning Bolt
4 Ponder
4 Brainstorm
4 Daze
4 Force of Will
2 Gitaxian Probe
2 Spell Pierce
1 Spell Snare
1 Forked Bolt
Lands (18)
4 Misty Rainforest
4 Polluted Delta
4 Wasteland
3 Volcanic Island
3 Tropical Island
Sideboard (15)
3 Pyroblast
2 Flusterstorm
2 Submerge
2 Rough & Tumble
2 Destructive Revelry
1 Pithing Needle
1 Grafdigger’s Cage
1 Envelop
1 Sylvan Library
海外ではTreasure CruiseとYoung Pyromancerが採用された型が主流でしたが、
日本ではNimble Mongooseを採用した、旧来の形が結果を出しました。
基本的な動きは軽いクロックを出し、
それを豊富な軽いカウンターと、火力、マナベースへの攻めでバックアップします。
なぜ以前のRUG Delverが結果を出したかと、
UR Delverに対してマナベースへの攻めが有効と判断されたことと、
UR Delverが構造的にComboデッキを苦手とするので、
Comboデッキの増加を見越しての使用が結果に繋がっています。
また、サイドボードにはRed Elemental Blast、Pyroblastを取ることが可能で、
相手がリカバリーするつもりでキャストした、
Treasure Cruise、Dig Through Timeを1マナで確定カウンターすることができます。
また、Treasure Cruiseの登場で、
Hymn to Tourachを使用するBUG Delverの数が減少したのも追い風です。
BUG Delverが搭載するDeathrite Sharman、Liliana of the Veilは
Nimble Mongooseを無力化するのに効果的でしたが、
それらの絶対数が減った今、Nimble Mongooseを処理する手段は限られています。
欠点を挙げるならば、墓地に依存する構成であることと思います。
③WUR Delver
UWR Delver by John Grudzina
Lands
4 x Flooded Strand
1 x Scalding Tarn
4 x Polluted Delta
4 x Tundra
3 x Volcanic Island
4 x Wasteland
Creatures
4 x Delver of Secrets // Insectile Aberration
4 x Stoneforge Mystic
2 x True-Name Nemesis
Noncreature Spells
1 x Batterskull
4 x Brainstorm
4 x Daze
4 x Force of Will
4 x Lightning Bolt
4 x Ponder
2 x Spell Pierce
3 x Swords to Plowshares
3 x Treasure Cruise
1 x Umezawa’s Jitte
Sideboard
1 x True-Name Nemesis
1 x Ethersworn Canonist
1 x Grafdigger’s Cage
1 x Jace, the Mind Sculptor
3 x Meddling Mage
1 x Pithing Needle
3 x Red Elemental Blast
2 x Rest in Peace
1 x Sword of Feast and Famine
1 x Wear // Tear
Treasure Cruiseの登場により、
墓地に依存しないDelverデッキとして真っ先に脚光を浴びました。
高いカードパワーを持つStoneforge Mystic、True-Name Nemesisを採用しているだけでなく、
Swords to Plowshares、Lightning Boltという、
軽い強力な除去を最大4枚ずつ採用できるので、
対生物デッキ相手には効果的です。
生物デッキ相手には除去で消耗戦を挑み、
こちらだけTreasure Cruiseでリカバリーをするという戦い方ができます。
また、こちらもサイドボードにRed Elemental Blast、Pyroblastを取ることができ、
相手のTreasure Cruiseを簡単に処理できます。
欠点はメインにおける妨害が生物除去に寄っており、
Combo戦に対する耐性がやや低いことか。
ただ、サイドボードに追加のカウンター、HateBearを採用しているので
そんなに気になるほどでもないと思います。
統率者2014で登場した強力なHateBear、
CotainmentPriestを搭載できるのも追い風です。
④BUG Delver
Sultai Delver
Jimmy Dela Cruz
2nd Place at StarCityGames.com Legacy Open on 11/2/2014
Creatures (12)
4 Deathrite Shaman
4 Delver of Secrets
4 Tarmogoyf
Lands (19)
4 Misty Rainforest
2 Polluted Delta
3 Scalding Tarn
3 Tropical Island
3 Underground Sea
4 Wasteland
Spells (29)
4 Abrupt Decay
4 Brainstorm
4 Daze
1 Dimir Charm
4 Force of Will
4 Stifle
4 Ponder
4 Treasure Cruise
Sideboard
2 Grafdigger’s Cage
1 Null Rod
2 Chill
1 Darkblast
3 Disfigure
2 Golgari Charm
3 Spell Pierce
1 Vendilion Clique
Treasure Cruiseの登場でTopメタから一気に落ちましたが、
型を変えて復権を図ろうとしています。
以前は0マナカウンター以外の妨害手段にHymn to Tourachを搭載していましたが、
Treasure Cruiseが登場してから、
Hymn to Tourachを撃ってもTreasure Cruiseでリカバリーされるという理由で、
Hymn to Tourachを見る頻度が大幅に減りました。
代わりに採用された妨害手段がStifleであり、
こちらもUR Delverの隆盛が要因と考えられます。
こちらのデッキの強みはなんといっても、
マナクリーチャー兼アンブロッカブル2点クロックのDeathrite Sharmanと、
3マナ以下の土地以外への万能除去のAbrupt Decayです。
特にAbrupt Decayは打ち消されないので、
Delverデッキにとって悪夢であるUWr Miracleの相殺独楽ロックを抜け出すことが可能であるだけでなく、
DazeやPierceに引っかかることがないので、これらをケアせずフルタップで動くことができます。
欠点はこちらもRUG Delverと同じく墓地に依存することが挙げられます。
また、赤が無いため盤面だけで削りきる必要があること、
Red Elemental Blast、Pyroblastを搭載できないことでしょうか。
とりあえずここまで。
続きは気が向いたら。
GP京都に向けてLegacy参入考えてる人向けでつらつらと書いてみます。
Legacyにおけるデッキ紹介
・Delver系
①UR Delver
②RUG Delver
③WUR Delver
④BUG Delver
大きく分けて上記4種類あります。
主な構成はDelver of Secrets // Insectile Aberrationが返しのターンに裏返りやすくなるよう、
ほとんど1マナ以下で使用できる、軽いスペルで構成されています。
また、Delverだけでは簡単に除去されやすいので、
対処しづらいものやマナレシオの優れた追加のクロックも用意されています。
全体的に軽い構成なので土地は20枚以下に切り詰められ、
序盤から中盤に強いデッキで、
比較的早くゲームが終わります。
①UR Delver
U/R Delver by Kevin Jones:
Lands
4 x Volcanic Island
4 x Misty Rainforest
4 x Scalding Tarn
2 x Island
1 x Mountain
1 x Polluted Delta
1 x Wooded Foothills
Creatures
4 x Delver of Secrets // Insectile Aberration
4 x Young Pyromancer
4 x Monastery Swiftspear
Noncreature Spells
4 x Force of Will
4 x Daze
4 x Brainstorm
4 x Ponder
4 x Treasure Cruise
4 x Lightning Bolt
2 x Forked Bolt
1 x Pyroblast
4 x Gitaxian Probe
Sideboard
2 x Pyroblast
2 x Price of Progress
2 x Grafdigger’s Cage
2 x Grim Lavamancer
1 x Pyrokinesis
1 x Null Rod
1 x Pithing Needle
1 x Smash to Smithereens
1 x Sulfuric Vortex
1 x Flusterstorm
1 x Hydroblast
TreasureCruise、Monastery Swiftspearの登場で
彗星のごとく登場したDelverデッキ。
ドロースペルでハンドを整えつつ、
墓地を肥やした上でMonastery Swiftspearがライフをゴリゴリ削っていきます。
Swiftspearがブロッカーで止められても、
Young Pyromancerがトークンを生み出し、面展開で残るライフを削りきります。
それらを支えるのが計16枚搭載されたドロースペル。
Brainstormはフェッチランドとの組み合わせで不要牌をリフレッシュし、
その後のドローも一新できます。
Ponderは必要なカードを探すのに長け、
Gitaxian Proveは0マナで相手のハンドを確認し、1ドローできます。
Treasure CruiseはDelveすることで、1マナで3枚供給することができる怪物スペルです。
現時点でTreasure Cruiseを一番上手く活用できてるデッキといっても過言ではないでしょう。
欠点は妨害手段が薄く、メイン戦でのコンボ耐性が低いことです。
②RUG Delver
Date: 2014-10-25
Event: Legacy Daily #7589538
Archetype: RUG Delver
Record: (4-0)
Creatures (12)
4 Delver of Secrets
4 Nimble Mongoose
4 Tarmogoyf
Spells (30)
4 Stifle
4 Lightning Bolt
4 Ponder
4 Brainstorm
4 Daze
4 Force of Will
2 Gitaxian Probe
2 Spell Pierce
1 Spell Snare
1 Forked Bolt
Lands (18)
4 Misty Rainforest
4 Polluted Delta
4 Wasteland
3 Volcanic Island
3 Tropical Island
Sideboard (15)
3 Pyroblast
2 Flusterstorm
2 Submerge
2 Rough & Tumble
2 Destructive Revelry
1 Pithing Needle
1 Grafdigger’s Cage
1 Envelop
1 Sylvan Library
海外ではTreasure CruiseとYoung Pyromancerが採用された型が主流でしたが、
日本ではNimble Mongooseを採用した、旧来の形が結果を出しました。
基本的な動きは軽いクロックを出し、
それを豊富な軽いカウンターと、火力、マナベースへの攻めでバックアップします。
なぜ以前のRUG Delverが結果を出したかと、
UR Delverに対してマナベースへの攻めが有効と判断されたことと、
UR Delverが構造的にComboデッキを苦手とするので、
Comboデッキの増加を見越しての使用が結果に繋がっています。
また、サイドボードにはRed Elemental Blast、Pyroblastを取ることが可能で、
相手がリカバリーするつもりでキャストした、
Treasure Cruise、Dig Through Timeを1マナで確定カウンターすることができます。
また、Treasure Cruiseの登場で、
Hymn to Tourachを使用するBUG Delverの数が減少したのも追い風です。
BUG Delverが搭載するDeathrite Sharman、Liliana of the Veilは
Nimble Mongooseを無力化するのに効果的でしたが、
それらの絶対数が減った今、Nimble Mongooseを処理する手段は限られています。
欠点を挙げるならば、墓地に依存する構成であることと思います。
③WUR Delver
UWR Delver by John Grudzina
Lands
4 x Flooded Strand
1 x Scalding Tarn
4 x Polluted Delta
4 x Tundra
3 x Volcanic Island
4 x Wasteland
Creatures
4 x Delver of Secrets // Insectile Aberration
4 x Stoneforge Mystic
2 x True-Name Nemesis
Noncreature Spells
1 x Batterskull
4 x Brainstorm
4 x Daze
4 x Force of Will
4 x Lightning Bolt
4 x Ponder
2 x Spell Pierce
3 x Swords to Plowshares
3 x Treasure Cruise
1 x Umezawa’s Jitte
Sideboard
1 x True-Name Nemesis
1 x Ethersworn Canonist
1 x Grafdigger’s Cage
1 x Jace, the Mind Sculptor
3 x Meddling Mage
1 x Pithing Needle
3 x Red Elemental Blast
2 x Rest in Peace
1 x Sword of Feast and Famine
1 x Wear // Tear
Treasure Cruiseの登場により、
墓地に依存しないDelverデッキとして真っ先に脚光を浴びました。
高いカードパワーを持つStoneforge Mystic、True-Name Nemesisを採用しているだけでなく、
Swords to Plowshares、Lightning Boltという、
軽い強力な除去を最大4枚ずつ採用できるので、
対生物デッキ相手には効果的です。
生物デッキ相手には除去で消耗戦を挑み、
こちらだけTreasure Cruiseでリカバリーをするという戦い方ができます。
また、こちらもサイドボードにRed Elemental Blast、Pyroblastを取ることができ、
相手のTreasure Cruiseを簡単に処理できます。
欠点はメインにおける妨害が生物除去に寄っており、
Combo戦に対する耐性がやや低いことか。
ただ、サイドボードに追加のカウンター、HateBearを採用しているので
そんなに気になるほどでもないと思います。
統率者2014で登場した強力なHateBear、
CotainmentPriestを搭載できるのも追い風です。
④BUG Delver
Sultai Delver
Jimmy Dela Cruz
2nd Place at StarCityGames.com Legacy Open on 11/2/2014
Creatures (12)
4 Deathrite Shaman
4 Delver of Secrets
4 Tarmogoyf
Lands (19)
4 Misty Rainforest
2 Polluted Delta
3 Scalding Tarn
3 Tropical Island
3 Underground Sea
4 Wasteland
Spells (29)
4 Abrupt Decay
4 Brainstorm
4 Daze
1 Dimir Charm
4 Force of Will
4 Stifle
4 Ponder
4 Treasure Cruise
Sideboard
2 Grafdigger’s Cage
1 Null Rod
2 Chill
1 Darkblast
3 Disfigure
2 Golgari Charm
3 Spell Pierce
1 Vendilion Clique
Treasure Cruiseの登場でTopメタから一気に落ちましたが、
型を変えて復権を図ろうとしています。
以前は0マナカウンター以外の妨害手段にHymn to Tourachを搭載していましたが、
Treasure Cruiseが登場してから、
Hymn to Tourachを撃ってもTreasure Cruiseでリカバリーされるという理由で、
Hymn to Tourachを見る頻度が大幅に減りました。
代わりに採用された妨害手段がStifleであり、
こちらもUR Delverの隆盛が要因と考えられます。
こちらのデッキの強みはなんといっても、
マナクリーチャー兼アンブロッカブル2点クロックのDeathrite Sharmanと、
3マナ以下の土地以外への万能除去のAbrupt Decayです。
特にAbrupt Decayは打ち消されないので、
Delverデッキにとって悪夢であるUWr Miracleの相殺独楽ロックを抜け出すことが可能であるだけでなく、
DazeやPierceに引っかかることがないので、これらをケアせずフルタップで動くことができます。
欠点はこちらもRUG Delverと同じく墓地に依存することが挙げられます。
また、赤が無いため盤面だけで削りきる必要があること、
Red Elemental Blast、Pyroblastを搭載できないことでしょうか。
とりあえずここまで。
続きは気が向いたら。
コメント
リンクさせていただきました。
デルバー以外の解説も楽しみにしています。
ありがとうございます。
こちらもリンクさせていただきました。
単純に1対2交換されますし、ランダムで有効牌おとされるのは厳しいです。
そうなんですよ。
Hymnが環境から減ったおかげでMiracleが戦いやすくなったと思います。
よろしくお願いします。
丁度レガシー環境の勉強中なので
とても参考になりました。
こちらもリンクしました。
よろしくお願い致します。